インド北部の巡礼路で大雨による地滑り、30人死亡

 8月27日、インド北部ジャンムー地方のヒンドゥー教巡礼路で大雨による地滑りが発生し、少なくとも30人が死亡した。写真は、インド・カシミール地方ジャンムーで大雨に見舞われ氾濫するタウィ川。26日撮影(2025年 ロイター/Mukesh Gupta)

[ニューデリー 27日 ロイター] – インド北部で大雨による洪水と地滑りが発生し、30人以上が死亡した。地元メディアや当局が明らかにした。

ロイターが少数株式を保有する通信社ANIが27日伝えたところによると、著名巡礼路にあるバイシュノ・デビ寺院近くで26日に発生した地滑りでは少なくとも30人が死亡した。

ヒマラヤ地方の豪雨を巡っては先週、インドのカシミール地方キシュトワールで200人が行方不明、60人が死亡した。

気象当局によると、近郊のジャンムーでは26日に368ミリの雨が降った。

連邦直轄領ジャンムー・カシミールのオマール・アブドゥラ州首相は、通信が「ほとんど途絶えている」として、当局は通信サービスの復旧に全力を挙げていると述べた。

当局によると、複数の河川の氾濫で洪水が発生し、ジャンムーのデューダ地区では3人が死亡した。

インドの隣国パキスタンも、ここ数週間モンスーンの雨に見舞われている。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.