新型コロナの県内の患者数は、今月24日までの1週間に、1医療機関あたり8.39人と8週連続で増加しています。
「百日せき」と「リンゴ病」の流行も続いていて、県は引き続き感染対策をとるよう呼びかけています。

県によりますと、今月24日までの1週間に県内41の医療機関から報告された新型コロナの患者数は344人で前の週から60人増えました。

1医療機関あたりでは8.39人で、前の週から1.46人増えて、8週連続で増加しました。

保健所別にみると、
▽奥州保健所管内が15.5人
▽二戸保健所管内が13.33人
▽釜石保健所管内が12.67人などでした。

一方、伝染性紅斑、いわゆる「リンゴ病」の患者数は1医療機関あたり1.41人と、前の週から0.6人増えました。

また、激しいせきが続き、乳児が感染すると重症化して死亡するおそれもある「百日せき」の感染者は、新たに40人確認され、前の週より25人増え、いずれも流行が続いています。

県は、手洗いの徹底に加え、熱中症に注意しつつマスクなどの対策も取ってほしいと呼びかけています。

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