核廃絶、声高に 川崎駅などで啓発〈川崎市川崎区・川崎市幸区〉

核兵器廃絶を訴える渡部議長

市内約7万4000人の労働者とその労働組合で組織する「川崎地域連合」(渡部堅三議長)と県組織「連合神奈川」は8月7日、核兵器の廃絶を訴える街頭活動「ピースウィーク」を、JR川崎駅前と溝口駅前で実施した。

川崎駅前では渡部議長があいさつ。80年前の原爆投下や、2017年に国連で採択され、94の国と地域が署名した核兵器禁止条約について述べ、「唯一の被爆国である日本が批准していないのはなぜなのか。我々は引き続き政府に対し、早期の署名・批准を求めていく」と訴えた。

参加者は世界の核保有の現状などが書かれたチラシが同封されたティッシュや、原爆ドームなどの写真が載ったうちわを道行く人たちに配り、啓発に努めた。

WACOCA: People, Life, Style.