■低気圧から延びる前線 九州に南下
日本海から朝鮮半島にのびる寒冷前線が、27日(水)にかけて対馬海峡に南下する見込みです。九州北部地方では前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、大気の状態が非常に不安定となっています。
九州北部地方では27日(水)にかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。
27日(水)の《雨シミュレーション》、《発雷確率シミュレーション》を、画像で掲載しています。
【▶あすは必ず傘を持って】福岡100ミリ・長崎120ミリ「27日(水)雨と発雷確率のシミュレーション」
■【予想降水量】「激しい雨」のおそれ
[雨の予想(多い所)]
雨雲が予想以上に発達した場合や停滞した場合、大雨警報を発表する可能性があります。
▶26日(火)18時〜27日(水)18時に予想される1時間降水量
福岡県 40ミリ
佐賀県 40ミリ
長崎県 50ミリ
大分県 40ミリ
熊本県 30ミリ
宮崎県 50ミリ
鹿児島県(奄美地方を除く) 30ミリ
▶26日(火)18時〜27日(水)18時に予想される24時間降水量
福岡県 100ミリ
佐賀県 100ミリ
長崎県 120ミリ
熊本県 60ミリ
宮崎県 80ミリ
■【雷注意報】九州地方 全域に発表(種子島屋久島地方を除く)
《発雷確率》つまり雷の発生確率は、大気の状態の目安です。確率が高ければ〈大気の状態が不安定〉で、それだけ〈急な激しい雨〉や〈雷〉〈突風〉〈ひょう〉などが発生する可能性が高くなります。
発雷確率が50%以上のところもあり、大気の状態は非常に不安定です。発雷確率のシミュレーションは画像で確認できます。
■27日(水)天気予報と雨シミュレーション
27日(水)朝は、雨が降っていなくても必ず傘を持って出かけましょう。宮崎県と鹿児島県には、雨のマークがありませんが、局地的に雨が激しく降るおそれがあります。雨のシミュレーションは画像で確認できます。
南日本放送
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