EU、トランプ氏の「米ハイテク企業標的」批判を否定

 8月26日、欧州連合(EU)欧州委員会は、トランプ米大統領がEUのデジタルサービス規制について米ハイテク企業を不当に標的としていると批判したことを否定した。写真はEUの旗とトランプ氏のイメージ。4月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[ブリュッセル 26日 ロイター] – 欧州連合(EU)欧州委員会は26日、トランプ米大統領がEUのデジタルサービス規制について米ハイテク企業を不当に標的としていると批判したことを否定した。

トランプ氏は25日「米国のハイテク技術を損ない差別するのを目的としている」として、デジタル課税や関連法制・規制を導入する全ての国に追加関税を課すと姿勢を示した。

米国とEUは先週、米国がEUからの輸出品に課す関税の大半を15%に制限する合意に関して共同声明を発表したが、デジタルサービスについての言及はほとんどなかった。

トランプ政権はこれまで一貫して、巨大IT企業の影響力を抑えるEUの「デジタル市場法(DMA)」や、大規模オンラインプラットフォームに違法・有害コンテンツ対応を義務付ける「デジタルサービス法(DSA)」を批判してきた。

欧州委は26日、経済活動を規制するのはEUと加盟国の主権だと述べた。トランプ氏の主張を断固として退け、DMAとDSAが域内で事業を運営する全てのプラットフォームと企業に適用されると主張した。

広報官はDSAの執行を決定した最近の企業についてアリエクスプレス、「Temu(テム)」、TikTok(ティックトック)と、いずれも中国企業だと述べた。EUはまた、X(旧ツイッター)やメタに対してもDSA調査を開始している。

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