ロシアは西部3港(プリモルスク、ウスチルガ、ノボロシースク)からの8月の原油輸出を、当初計画から日量20万バレル上方修正した。写真はロシア国営海運会社ソフコムフロートの原油タンカー。2024年4月、ボスポラス海峡で撮影(2025年 ロイター/Yoruk Isik)
[モスクワ 26日 ロイター] – ロシアは西部3港(プリモルスク、ウスチルガ、ノボロシースク)からの8月の原油輸出を、当初計画から日量20万バレル上方修正した。ウクライナのドローン(無人機)攻撃により製油所の操業が中断され、より多くの原油が輸出に回されることになったことが背景。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。
ただ、継続中のストライキや修理予定の変更により輸出計画は不透明で、遅延や数量の修正が発生する可能性が高いとしている。
関係筋によると、ロシア西部3港からの原油積み込み量は、当初計画の180万バレル/日量から約200万バレル/日量に達する見込み。この調整は今月のロシアの10カ所の製油所への攻撃に伴うもので、ロイターの算出によると、これら攻撃により国内処理能力の少なくとも17%(同110万バレル)に相当する施設が閉鎖された。
一方、ある情報筋は、ロシアから中欧に原油を運ぶ「ドルジバ・パイプライン」とバルト海のウスチルガ港を経由する石油輸出ルートの被害により、輸出量が最大50万(バレル/日量)減少する可能性があると推定した。
ロシアのエネルギー省と石油パイプライン独占企業トランスネフチはコメント要請に直ちには応じなかった。
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