能登半島地震のあとに避難生活による心身の負担などが原因で亡くなった3人について、石川県は25日、新たに災害関連死に認定すると決めました。
【写真を見る】能登半島地震で新たに3人を災害関連死と認定 輪島市・珠洲市・能登町で各1人 14人は因果関係認めず 石川県の審査会
県や各市と町は遺族から申請があった人について、災害関連死に認定するかどうか、医師と弁護士からなる審査会で判断しています。
31回目の会合では、18人について審査が行われ、輪島市の1人、珠洲市の1人、能登町の1人の合わせて3人を新たに災害関連死に認定すると決めました。
一方、1人が継続審査となったほか、14人は災害との因果関係が認められないとして不認定となりました。
今後、それぞれの市と町が正式に認定すれば、能登半島地震による災害関連死は428人となる見通しで、家屋の倒壊などによる直接死228人と富山県、新潟県の災害関連死13人を含めて死者は656人となります。
北陸放送
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