アップルウォッチは「CO2中立」ではない、ドイツ裁判所が判断

独フランクフルトの地方裁判所は26日、米アップルが腕時計型端末「アップルウオッチ」を「当社初のCO2ニュートラル(中立)製品」としてオンラインで宣伝していたことについて、この主張に根拠はなく、ドイツの競争法に違反していると判断した。ニューヨークのアップルストアで2023年撮影(2025年 ロイター/Eduardo Munoz/File Photo)

[ベルリン 26日 ロイター] – 独フランクフルトの地方裁判所は26日、米アップルが腕時計型端末「アップルウオッチ」を「当社初のCO2ニュートラル(中立)製品」としてオンラインで宣伝していたことについて、この主張に根拠はなく、ドイツの競争法に違反していると判断した。

アップルはドイツ国内で同端末を「CO2中立」として宣伝することができなくなる。

アップルは判決についてコメントを避けた。

同社はカーボンニュートラルの根拠として、パラグアイで自社が行っている、借地にユーカリの木を植えて排出量を相殺するプロジェクトを挙げていた。

しかし、フランクフルトの裁判所は、プロジェクト地域の75%のリース契約は2029年以降は保証されておらず、「森林プロジェクトの継続に確実な未来はない」と指摘した。

アップルを提訴した環境保護団体「Deutsche Umwelthilfe(DUH)」は、今回の判決を「グリーンウォッシング(見せかけの環境対策)」に対する成功事例だとして歓迎した。

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