指定難病患者の個人情報流出、奈良県が発表 よく似た名前の健康保険組合と間違えて患者情報を抽出し、データ送付
奈良県は26日、指定難病患者の個人情報が流出する事案があったと発表しました。
県健康推進課によりますと8月15日、県内に居住する難病患者が加入する健康保険組合1カ所に対して、高額療養費の適用区分を確認する目的で患者情報を県から送付したときに、その組合には加入していない患者2人の氏名や生年月日、高額療養費の適用区分などの個人情報が含まれたデータを誤って送ったということです。
誤送付したデータはすでに回収し、患者2人には経緯説明と謝罪をしたということです。
健康保険組合ごとに検索して患者情報を抽出するときに、よく似た名前の組合に加入している患者もあわせて抽出してしまったことが誤送付の原因だとして、今後は複数人でチェックする体制をとるなど再発防止に努めるということです。
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