サッカーJ3です。鹿児島ユナイテッドは、ホームで17位・長野を6対0で下し、2年ぶりの4連勝を飾りました。白波スタジアムの夜空に打ち上げた6発のゴール、すべてお見せします!
試合前、ユナイテッドの選手たちは会場の外でサポーターに8月の大雨の被災地への義援金を募り、約19万円が寄せられました。
(子供サポーター)
「どの選手に注目していますか?河村慶人選手です。いつも点を決めているから頑張ってほしい」
こちらも、河村選手推しのサポーター。
(女性)
「(河村選手に)ハットトリック決めてほしい」
絶好調の河村は、見事サポーターの期待に応えます。
前半25分、長野のミスからボールを奪いペナルティエリア近くで左足を振りぬくとボールは長野のディフェンダーにあたってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれます。
さらに前半40分。杉井からパスを受けた河村は、反転して前を向くと、今度は、右足でシュート!2試合連続で複数得点を挙げます。
2対0で折り返した後半もユナイテッドの勢いは止まりません。
河村と2トップを組む13番近藤がゴールを挙げ、これで3対0。この3分後には吉尾のシュートが長野のハンドを誘いPKを獲得。
(河村慶人選手)
「ハットトリックは意識した。先週も2点取って、ハットトリックのチャンスがあったが決めきれずに終わったので」
河村はこのPKをきっちり決め、自身、高校生の時以来のハットトリックを達成します。
圧巻だったのは、後半21分。かつて長野で3年間プレーしていた杉井がアンジェロッティからダイレクトのヒールパスを受けると左足のアウトサイドでゴール。
2人のテクニカルでお洒落なプレーが光ったゴールで長野を突き放します。
この後、河村に代わって入ったンドカ・チャールスがダメ押しの6点目。
今季最多の6ゴールを奪う圧勝で長野を下し、詰めかけた約7500人のサポーターに2年ぶりの4連勝を届けました。
(杉井颯選手)
「鹿児島にきて成長した姿を(長野の関係者に)見せたいのも強くあったし、新婚なので、きょうは奥さんも長野から来てくれて、奥さんのお母さんも、自分のお母さんも来てくれた中で、点を取ることができた」
後半戦、負けなしで4連勝のユナイテッド。順位は変わらず4位ですが、2位FC大阪との勝ち点差は1。自動昇格圏が見えてきました。次節は今度の土曜日。5連勝を目指してアウエーで福島と対戦します。
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