(教室の様子はこちら→ https://www.paisnagano.online/ )
※掲載している画像は保護者より掲載許諾を得ています
本プロジェクトの背景や詳細について話してます!
プロジェクト詳細や「PAISって誰?」と気になった方、ぜひ1度ご覧ください!!
改めましてこんにちは。長野県で子ども向け事業を行っています、PAIS(パイス)です。
本日は私たちのプロジェクトを見ていただきありがとうございます。
なぜ子ども事業をやっている私たちが、学生就活支援(このプロジェクト)をするのか。
それはこの夏開催した、廃校を活用した子どもキャンプでの気づきがありました。
この夏、信更地区の旧信更中学校を利用させていただき、廃校キャンプを行いました。
廃校には、当時の姿そのままで残っているものもあり、子どもたちは教室で寝泊りし、
廃校ならではのたくさんの活動を楽しんでくれました。
活動後、インスタグラムのメッセージで「他の地区の廃校でもやってほしい」というお声を頂いたときに
初めて廃校が増えている事に気づきました。
廃校キャンプの様子
※掲載している画像は保護者より掲載許諾を得ています
廃校が増えていることに気づいた私たちは、長野県の若者の人口について調べました。
その結果、長野県では人口の減少や少子高齢化、若者の流出など大きな課題に直面していました。
さらに、長野県の企業では若者が少ない事によって採用に困っているところが多くあります。
この課題に対して「信州が好きで信州に住む人を増やす」理念のもと、私たちにできる事はないかと考えました。
2023年の学校基本調査によると、長野県の高校から県外の大学へ進学した人の割合は81%を超え、
全国で5番目に高い数字になっています。
一方で長野県へのUターン率は35%前後(長野県労働雇用課「Uターン就職率調査」)に留まっており、
県外へ上京した大学生が就職で長野県へ戻ってきてくれないことが若者流出の大きな問題になっています。
しかし実はUターン就職を希望する学生は62.6%と高い数字を残しています。
(マイナビキャリアリサーチラボ)
半数を超える学生が興味を持っているにもかかわらず、実際は3割強に留まっている原因は何なのか。
2023年の調査で、「地元企業への就職活動において最も障害に感じている事」の項目では
・交通費 …18.7%
・距離や時間 …18.0%
・やりたい仕事がない …14.7%
・企業の情報不足 …6.0%
となっており、「お金」「時間」「情報」の3つがUターン就職の大きな壁になっています。
そこでお金を最低限まで抑え、移動時間がかからずに、地元企業の事が分かるイベントを行えば、
Uターン就職がもっと身近になり、就職の選択肢の1つになるのではないかと考えました。
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20230509_50051/
上京した大学生にとってUターン就職には3つの壁がある事が分かりました。
何とかしてこれらの壁を無くしたい!
そして長野での就職活動を選択肢の1つに加えてほしい!
そう考えてアイデアを出していきました。
・長野県の企業の説明会 in東京
・合同説明会@zoom
など、大学生の負担が少ないような形態を考えましたが、あまりピンときませんでした。
というのも、学生にとって便利なだけで、目を引くものではないように感じたからです。
また、学生の利便性を追求すると、地元企業に対してお金や時間、人の負担が大きくなっていました。
どちらかに負担が偏るのではなく、どちらもがワクワクするようなイベントにしたい!
そんな時に1つのアイデアが浮かびました。それが
「帰省バス」×「就職活動」 です。
上京した学生の多くはお盆や年末年始、春休みに地元に帰省します。
東京からであれば新幹線や高速バスが主な手段になりますが、新しく就活が出来るバスを運行します。
企業の説明会と座談会を車内で行える新しい帰省バスは、
学生が「お金をかけずに」「移動時間で」「地元の企業と関われる」またとない機会になります。
「地元に帰るついでに」という手軽さも、学生の乗車率を上げる事に繋がります。
また、登壇いただく企業にとっても、上京した長野県出身の大学生にピンポイントで採用活動が出来る機会になります。
今までは会うことが難しかった学生に採用活動が出来るのは地元企業にとってはまたとないチャンスなり得ると考えています。
上手くいけばこのバスは、新しい雇用を生み出すことが出来る可能性を秘めています。
このプロジェクトによって、誰にどのようなメリットがあるのかまとめました。
乗車学生にとっては、地元の企業のことを知る機会になることはもちろん、
それが移動時間で、無料で出来るところに価値があると考えています。
企業にとっては、長野県出身で上京した大学生に採用活動を行うことが出来る点はメリットです。
今までは会うことが難しかった学生にアプローチできる場になります。
地域に対しては、本プロジェクトが成功した際に、長野に戻ってくる若者が増える事で、
地域に活力と元気を与えられると考えています。
本プロジェクトは裾花観光バスさんにご協力いただき、新宿発長野行きのバスを運行します。
(裾花観光バス様からプロジェクトを行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております)
当日のタイムテーブルです。
本プロジェクトの目的は「上京した大学生にUターン就職を選択肢の1つに加えてもらう」事です。
学生に対してこの場で長野県での就職を決めてもらったり、それに準じた行動を強いる事は一切ありません。
関わる時間をたくさん用意しているので、分からない事や不安なことを何度でも質問出来ます。
また、私たちPAISが持つアイスブレイクやASEの技術を活用し、楽しい雰囲気で企業の方と話が出来る場を提供します。
アイスブレイクとは、活動の最初にお互いの警戒心や緊張を解くための活動で、子どもキャンプでも行います。
少し変わった自己紹介や簡単なゲームを行いながら、誰もが話しやすい雰囲気を作っていきます。
ASEとは、特定の課題にチームで取り組む事で、自己表現や他社理解を深める活動です。
企業の方も含めたチームで行うことで、より相手への理解が深まり、さらに場の雰囲気が良いものになっていきます。
このように本プロジェクトでは、従来の堅苦しいイメージの就職活動ではなく、
柔らかい雰囲気で企業理解、学生理解を深めていけるような工夫を行います。
ここまで見ていただいてありがとうございます。
クラウドファンディングの概要です。
みなさまからお預かりした大切なお金は、
学生・地域・企業にとって価値のある活動にしてお返しいたします!!
信州が好きで信州に住む人が増えて、町をもっともっと元気にしていけるよう、
微力ながら取り組ませていただきます!
ご不明な点やご指摘ございましたら、応援コメントかインスタグラムのDMから
メッセージを頂ければと思います。
最後までありがとうございました! 応援よろしくお願いいたします!!
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