米清涼飲料メーカー、キューリグ・ドクターペッパーが欧州のコーヒー会社JDEピーツ買収で合意に近づいている。買収額はおよそ18億ドル(約2650億円)という。事情に詳しい関係者の話で分かった。

  非公開協議だとして匿名を条件に語った関係者によると、25日にも発表される可能性がある。

Peet's Coffee

サンフランシスコにあるピーツの店舗

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  先に報じた米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、統合後の会社は飲料事業とコーヒー事業を分離する見通し。これは2018年のキューリグとドクターペッパーの合併を事実上解消する形となる。

  両社の広報担当者は通常の業務時間外のコメント要請に現時点で応じていない。

  キューリグ・ドクターペッパーは7月、米国でのコーヒー事業について、インフレや関税の影響から年内は低調が続くとの見通しを示していた。

原題:Keurig Dr Pepper Said to Near $18 Billion Deal for JDE Peet’s(抜粋)

WACOCA: People, Life, Style.