岡山市恒例の夏祭り、「おかやま桃太郎まつり」で、参加者たちが鬼のようなメークをして踊る「うらじゃ」のパフォーマンスが市内各所で行われ、訪れた人を楽しませています。

「うらじゃ」は、岡山県に伝わる桃太郎伝説に登場する「温羅」と呼ばれる鬼にちなんで、参加者たちが鬼のようなメークをして踊る祭りの呼び物です。

ことしは82チームが参加し、最終日の24日は、岡山市中心部の6か所の特設のステージで各チームの演舞が披露されました。

このうち下石井公園では、おそろいの衣装を着飾った参加者たちが軽快な音楽に合わせて息の合った躍動感のあるパフォーマンスを披露し、集まった大勢の観客も大きな拍手を送っていました。

演武を披露した20代の男性は「暑かったですが、大勢の観客の前で精いっぱいの演武が披露でき、最高でした」と話していました。

1歳の娘を連れて訪れた岡山市に住む30代の女性は「年々祭りが盛り上がっていると思います。娘に見せたくて来ましたが、踊りがとてもきれいでした」と話していました。

「おかやま桃太郎まつり」は、祭りのフィナーレとして午後7時半から沿道の観客も一緒になって踊る「総踊り」が行われます。

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