今月行われた松江市の花火イベント、「松江水郷祭」の有料観覧席の販売結果がまとまり、80%近くが売れた一方、価格が最も安い立ち見席は半数以上が売れ残り、課題が残る結果となりました。

ことしの「松江水郷祭」は、今月2日と3日、2万1000発の花火が打ち上げられ、およそ2万8300席の有料観覧席が販売されました。

松江市や松江商工会議所などでつくる実行団体によりますと、有料観覧席のうち、77%にあたる、およそ2万2000枚が売れ、販売金額は去年よりわずかに増えて、1億1400万円となりました。

このうち、5000円以上の席は、最も高い、12万円の席がほぼ完売となるなど、75%以上が売れました。

しかし、最も安い2000円の立ち見席は販売した40%近くしか売れず、半数以上が売れ残り、課題が残る結果となりました。

実行団体「松江水郷祭推進会議」の事務局は「観覧席の販売そのものの周知が不足していたと思う。来年に向けて改善していきたい」と話しています。

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