中国外相がアフガン訪問、鉱物資源探査や一帯一路参加に関心

中国の王毅外相は20日、アフガニスタンの首都カブールを訪問し、同国のムッタキ外相代行と会談した。クアラルンプールで7月撮影(2025年 ロイター/MANDEL NGAN/Pool via REUTERS)

[カブール 20日 ロイター] – 中国の王毅外相は20日、アフガニスタンの首都カブールを訪問し、同国のムッタキ外相代行と会談した。中国外務省が声明で明らかにした。

中国外務省が発表した会談の要約によると、王外相はムッタキ氏に対し、中国はアフガニスタンの長期的な平和と安定の達成に向け、引き続き支援していくと表明。両国の政治的相互信頼を深化させ、貿易・農業などの分野で協力を強化したいと述べた。

また、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の外務省によると、王外相はアフガニスタンでの鉱物資源の探査・採掘に強い関心を示し、中国の一帯一路構想に同国が正式に参加することを望んでいると伝えたという。

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