ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が2025年8月21日、所有するEVOの株式をNODWIN Gamingに売却したことを発表しました。
EVO(Evolution Championship Series)はアメリカ・ラスベガスで毎年開催されているオープントーナメントの格闘ゲーム大会。近年の格闘ゲームにおいて、ひと続きのイベントで完結するトーナメントとしては世界最大の参加者数を誇ります。開催地はアメリカ以外に、日本、フランスと拡大中。
EVOは2021年にプレイステーションのSIEと、RTSによって共同買収されていました。今回の発表で、SIEは株式をNODWIN Gamingに売却し、EVOはRTSとNODWIN Gamingによる新体制へ移行します。
NODWIN Gamingはインドに本社に置き、南アジアを中心にゲーム・eスポーツ・若者向けエンターテインメント事業を展開する企業。主にPUBGモバイル等のイベントを手掛けています。EVOについては、伝統を尊重しつつ新しい世代を取り込むことを目指すとしています。
なお、SIEは所有権を手放しますが、2028年まではEVOのグローバルスポンサーとして関与を継続します。EVOのグローバルパートナーであるQiddiyaも、パートナーシップを2027年まで延長を発表しています。
EVOはこの先、2025年10月に初の欧州開催となるEVOフランス、2026年にEVOジャパン、EVOラスベガス、EVOフランス、EVOアワード、2027年にはEVOシンガポールの開催も予定しています。
告知等
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— NODWIN Gaming (@NodwinGaming) August 22, 2025
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