●きょう22日(金)も晴れ間がある一方、局地的なにわか雨の心配も
●週末は一段と大気不安定。急な激しい雨や雷が発生するおそれ
●来週も体力を奪う厳しい暑さが続く見通し

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きのう21日(木)熱帯低気圧から発達した台風12号は、ゆっくりとした速度で東よりに進み、現在、非常に活発な雨雲が鹿児島県を中心に広がっている状況です。
鹿児島県ではきょう22日(金)の昼過ぎにかけて、線状降水帯が発生するおそれがあり、大雨災害への厳重な警戒が必要です。

この先も台風12号はゆっくりと東へ進む予想ですが、きょう22日(金)の夕方には再び熱帯低気圧へと衰弱する見通しです。
県内はこの台風の影響を直接受ける雰囲気ではありませんが、湿った空気の影響により、この週末にかけて当初見込んでいたよりも、大気の状態が不安定になりそうです。

きょう22日(金)も晴れ間がある一方、ところどころで雨雲が湧きあがりやすく、局地的に夕立タイプのにわか雨がありそうです。

あす23日(土)からは一段と不安定な空模様になると見込んでいて、湿った南風が流れ込みやすい中部や東部ほど、急な激しい雨や雷が発生するおそれがあります。
あさって24日(日)までは、この変わりやすい空模様が続く見通しで、週末も天気の急変に注意が必要です。
週末はお出かけを計画されている方も多いと思いますが、空模様の変化に十分気を付けてお過ごしください。

晴れ間もありますが、引き続き大気の状態が不安定で雲が広がりやすく、急な雷雨など空模様の変化に注意が必要です。

日中の最高気温は広瀬では36度、山口市や岩国、周南は35度と、内陸や山間部を中心に猛烈な暑さとなりそうです。

週末は大気の不安定度が増し、天気の急変にいっそう注意が必要です。
来週からも曇ったり晴れたり、時折夕立が心配な空模様が続く見通しです。
さらに連日の厳しい暑さでじわじわと体力が奪われますが、食事や睡眠をしっかり取って健康的に過ごしましょう。

熱中症情報です。
県内に熱中症警戒アラートは発表されていませんが、アラート寸前の危険レベルとなります。
暑さから身を守る対策をしっかりと行って下さい。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)

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