米連邦取引委員会（ＦＴＣ）のファーガソン委員長は２１日、アップルやアルファベットなどのテクノロジー企業に対し、英国や欧州のデジタルコンテンツ法を順守する取り組みが米国ユーザーのプライバシーやデータセキュリティー保護を弱めるものであれば、米国法に違反する可能性があると警告した。写真は２月８日、マサチューセッツ州ケンブリッジで撮影（２０２５年 ロイター/Sophie Park）
[２１日 ロイター] – 米連邦取引委員会（ＦＴＣ）のファーガソン委員長は２１日、アップル(AAPL.O), opens new tabやアルファベット(GOOGL.O), opens new tabなどのテクノロジー企業に対し、英国や欧州のデジタルコンテンツ法を順守する取り組みが米国ユーザーのプライバシーやデータセキュリティー保護を弱めるものであれば、米国法に違反する可能性があると警告した。
ファーガソン氏は、違法で有害なオンラインコンテンツの取り締まりを目的とする欧州連合（ＥＵ）の「デジタルサービス法」や英国の「オンライン安全法」、「調査権限法」について懸念を表明した。
「米国における表現の自由を制限したり、データセキュリティーを弱めたりしようとする外国政府は、企業が法域を越えて統一的なポリシーを適用することで業務や法令順守措置を簡素化するインセンティブを持つという事実を当てにするかもしれない」としている。
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