アメリカニューヨークマンハッタンで銃乱射事件 4人死亡 “容疑者は死亡”

ニューヨーク・マンハッタンの中心部で、現地時間28日午後6時半ごろ、日本時間の29日朝7時半ごろ、男が事業所などが入った高層ビルに侵入して銃を乱射しました。

ニューヨーク市のアダムズ市長は警察とともに先ほど記者会見し、この事件で5人が撃たれ、警察官1人を含む4人が死亡したことを明らかにしました。

また、容疑者は現場で自らを撃って死亡したということです。

警察は、容疑者が西部ネバダ州の27歳の男とみられるとしていて、動機などについて捜査を進めることにしています。

アメリカのメディアはビルの入り口に設置されたカメラに、銃身の長いライフルのようなものを右手に持って、ビルの入り口に向かうサングラスをかけた男の姿が写っていたと伝えています。

ニューヨークの日本総領事館によりますと、日本人がけがなどをしたという情報はないということです。

事件が起きたのは、マンハッタン中心部のオフィスビルやホテルなどが建ち並ぶ「ミッドタウン」と呼ばれる地区で、両手をあげて避難する人たちの姿も見られるなど、一時、騒然としました。