ロシア、携帯端末に国産アプリ標準搭載義務付け ネット統制強化

ロシア政府は21日、政府肝いりの国産メッセージアプリ「MAX」を9月から国内で販売する全ての携帯電話とタブレット端末に標準搭載することを義務付けると発表した。スマホのMAXアプリ、21日撮影(2025年 ロイター/Shamil Zhumatov/Illustration/File Photo)

[モスクワ 21日 ロイター] – ロシア政府は21日、政府肝いりの国産メッセージアプリ「MAX」を9月から国内で販売する全ての携帯電話とタブレット端末に標準搭載することを義務付けると発表した。MAXは政府サービスに統合される予定。インターネットの統制を一段と強化する動きとなる。

現在、アンドロイド端末にあらかじめインストールされているアプリストア「RuStore」については、9月からアップル(AAPL.O), opens new tab端末にも最初から搭載されるとした。ロシア政府は今月、米メタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tabのメッセージアプリ「ワッツアップ」、「テレグラム」といった海外のアプリが犯罪やテロリストに関する情報を法執行機関と共有していないとして、通信を制限し始めた。 もっと見る

MAXを巡っては、利用者を追跡するスパイアプリとの批判も出ている。国営メディアは、そうした批判を否定し、ワッツアップやテレグラムよりもユーザーデータへのアクセス権限が少ないと報じた。

ロシア内務省は20日、MAXは海外アプリよりも安全だと説明した。その一方で、MAXを活用して初めて詐欺事件の容疑者を逮捕したと明らかにした。

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Andrew Osborn

As Russia Chief Political Correspondent, and former Moscow bureau chief, Andrew helps lead coverage of the world’s largest country, whose political, economic and social transformation under President Vladimir Putin he has reported on for much of the last two decades, along with its growing confrontation with the West and wars in Georgia and Ukraine. Andrew was part of a Wall Street Journal reporting team short-listed for a Pulitzer Prize for international reporting. He has also reported from Moscow for two British newspapers, The Telegraph and The Independent.

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