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2025年8月21日 16:02

福井市の園児が鎌を使って稲刈り はさがけも体験 水分補給し熱中症予防

園児が鎌を使って稲刈り はさがけも体験(21日午前9時福井市種池町)

厳しい暑さが続く中、福井市内で22日、園児たちが昔ながらの稲刈りに挑戦し、農作業の大変さを感じながら、コメのありがたみも学んでいました。

県内は午前中から気温が上がり、日中の最高気温は小浜で35・4度、福井で34・9度と厳しい暑さとなりました。

福井市内の水田では、社中央第一・第二こども園の園児、あわせて38人が、水分補給など熱中症対策をしながら、4月に手植えしたハナエチゼンの稲刈りに挑戦しました。

水不足で生育が心配されましたが、イネは例年通り70センチほどに育ち、園児たちは、農家にコツを教わりながら鎌で刈り取っていきました。

このあと直径10センチほどに束ねて、ハの字で天日干しにする「はさがけ」も体験しました。

■園児
「稲のコメがぐんぐん育ってすごかった 20倍くらい」
「熱中症になるくらい暑かった」
「蒸し暑かった」

なお9月10日には稲の脱穀も体験する予定です。

あすの予想最高気温は福井で37度、敦賀で36度と、猛暑日となる見込みで引き続き熱中症対策が必要です。

最終更新日:2025年8月21日 19:41

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