プーチン氏が会談拒否なら、米の「強い対応」望む=ゼレンスキー氏

8月21日、ウクライナのゼレンスキー大統領(写真)は、ロシアのプーチン大統領が自身との直接会談に応じない場合、米国からの「強い対応」を望むと述べた。キーウで3月撮影(2025年 ロイター/Alina Smutko)

[キーウ 21日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアのプーチン大統領が自身との直接会談に応じない場合、米国からの「強い対応」を望むと述べた。

前日の記者団との会見内容が21日に公表された。

トランプ米大統領は、両国の和平仲介を目指しているが、プーチン氏が和平合意に前向きでない可能性を認めている。

ゼレンスキー氏は「私は2国間会談の提案にすぐに反応した。われわれは用意ができている。だがロシアの用意ができていなければどうなるのか」とした上で「ロシアの用意ができていない場合は、米国からの強い対応を望む」と語った。

ゼレンスキー氏は、ロシアが戦争終結に向け、領土を巡りどのような譲歩をするつもりなのか明らかでないとし「ウクライナが何をするかを議論する前に、まずロシアが何をするのかを聞きたい。われわれはその点を把握していない」と述べた。

両国の会談の開催地として、ハンガリーの首都ブダペストが浮上していることについては「厳しい」だろうと答えた。

ハンガリーは欧州連合(EU)加盟国でロシアとの関係が最も緊密だ。

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