県立岐阜商業の地元、岐阜市の商業施設では、開店直後の21日午前9時からイベントスペースに設置された200インチのテレビで、準決勝の試合の中継が流されました。

買い物客などおよそ100人が足をとめて声援をおくり、5回ウラ、坂口路歩選手のタイムリーヒットで勝ち越した場面では大きな歓声があがっていました。

また、中には祈るような姿の人も見られました。

県立岐阜商業は延長タイブレークの末敗れましたが、選手たちの最後まで諦めない姿に、集まった人たちは「お疲れさま」などのかけ声とともに、拍手で健闘をたたえていました。

岐阜市の80代の女性は「最後まで笑顔で諦めない姿で頑張っていて、素晴らしい試合でした。胸を張って岐阜に帰ってきてほしいです」と話していました。

また、岐阜市の30代の女性は「回を重ねるごとに気持ちが高まり、感動で胸がいっぱいです」と話していました。

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