去年1年間の山梨県内の農業生産額が33年ぶりに1200億円を超えたことが分かりました。
【写真を見る】県内の農業生産額 果実が過去最高 単価上昇が要因か 全体も33年ぶり高水準
中でも果実の生産額は過去最高となりました。
県によりますと、去年1年間の県内の農業生産額は前年を72億円あまり上回る1239億8000万円でした。
農業生産額は近年、右肩上がりに増加していて、1200億円を上回ったのは33年ぶりです。
このうち、ブドウやモモなどの果実の生産額は769億8200万円で、前の年を58億円あまり上回り過去最高となりました。
生産量の増加に加え、単価の上昇が生産額を押し上げた形です。
また、県産果実は海外輸出も好調で、去年の輸出額は23億6900万円と2年ぶりに20億円を超え、過去最高となりました。
輸出先では、香港と台湾が全体の9割以上を占めています。
県は今後、さらに県産農産物のブランド価値を向上させ新たな市場の開拓も進めるとしています。
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