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2025年8月20日 19:41

地下鉄が非常停止して乗客2人ケガ 原因は「運転士の帽子」暑さ対策で脱いで運行→落下して非常ブレーキスイッチに接触 福岡市

福岡市地下鉄・空港線で19日午後6時前、天神駅から赤坂駅に向かって走行中の列車が非常停止し、乗客の女性2人が軽いケガをしました。市が20日に発表しました。

40代の女性が隣の乗客に足を踏まれ、左足の親指の爪が割れるケガをしたほか、50代の女性が足と腰を痛めました。帰宅時間帯だったため、列車内は混雑していたとみられています。

福岡市によりますと、運転台の上の金具にかけていた運転士の帽子が落下した際、帽子のつばが非常ブレーキスイッチに接触したということです。

福岡市地下鉄では7月から暑さ対策のため、帽子を脱いでの運行を始めていますが、帽子の置き場所は定められていませんでした。

福岡市交通局は「心からおわび申し上げます」とした上で、再発防止策として帽子の置き場所を指定し、運行しているということです。

最終更新日:2025年8月20日 19:41

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