<町田・G大阪>視察に訪れた森保監督撮影・西海健太郎)
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 日本代表の森保一監督(56)が20日に町田GIONスタジアムで行われた町田―G大阪戦後に取材に応じ、来月の米国遠征メンバーを選考する難しさを明かした。シーズン開幕を迎えた欧州組の負傷者が続く状況で、オランダ1部アヤックスのDF板倉滉は新天地デビューした17日の試合で後半途中に右ふくらはぎを気にするしぐさを見せて交代。イングランド1部クリスタルパレスのMF鎌田大地は右膝を痛めた影響で開幕節を欠場し、同トットナムのDF高井幸大も負傷離脱している。

 指揮官は「9月の代表戦は本当に難しい。ケガ人の状況ももちろんですけど、まだリーグ戦がスタートしていない国の選手もいる。(状態を)把握するのはなかなか難しいなと思いながら情報収集をしている」と説明。一方で「その時に選ぶ選手たちが常にベスト。ケガや体調不良で選択肢の中から外すことはありますけど、ポジティブに新たな選手が経験を積めるということを考えていきたい」と選手層の底上げを図る考えも示した。

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