中国の7月原油輸入、ロシア産が増加 米国産は2カ月連続ゼロ

8月20日、中国税関総署が発表したデータによると、7月の原油輸入の最大の供給元はロシアで、前年同月比16.8%増の871万トン(日量205万バレル)だった。写真は2022年12月、ナホトカ港に停泊中の石油タンカー(2025年 ロイター/Tatiana Meel)

[20日 ロイター] – 中国税関総署が20日発表したデータによると、7月の原油輸入の最大の供給元はロシアで、前年同月比16.8%増の871万トン(日量205万バレル)だった。

制裁対象となっているイラン産原油の主要な積み替え拠点であるマレーシアからの輸入は、同31.9%減の422万トン(日量99万バレル)だった。

2番目の供給元はサウジアラビアで、同16.6%増の747万トン(日量176万バレル)。

米国からの輸入は2カ月連続でゼロだった。税関によると、イランとベネズエラからの輸入も7月はゼロだった。

中国の7月の原油輸入は前年同月比11.5%増。国有製油所が高い稼働率を維持した。

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Lewis Jackson

Lewis is Reuters’ Chief Correspondent for China Commodities and Energy, based in Beijing. He leads a team covering agriculture, metals, and energy in the world’s largest consumer of commodities. Before moving to China, he wrote for Reuters in Sydney.

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