台湾の生命保険会社、三商美邦人寿保険が身売りを含む選択肢を検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。台湾の金融業界で新たな再編の動きともなり得る。

  同社はアドバイザーと連携し、買収に関心を示しそうな企業からの反応を探っているという。関係者によれば、資産売却に対し、台湾以外の企業も関心を寄せる可能性がある。

  台北に上場している三商美邦人寿の株価は年初来で17%下落しており、現在の時価総額は約10億ドル(約1480億円)。

  関係者によると、売却の対象が会社全体ではなく、一部株式にとどまる可能性もある。検討はまだ初期段階で、必ずしも取引が成立するとは限らないという。

  三商美邦人寿は、自己資本比率の改善計画を実行しなかったとして、台湾金融監督管理委員会(FSC)から規制違反を指摘されており、年末までに改善を完了するよう命じられている。さらに、8月末までに詳細な報告を行う必要がある。

  ブルームバーグ・ニュースの問い合わせに対し、三商美邦人寿は資本強化と台湾の内外で提携機会の模索に取り組んでおり、あらゆる選択肢を検討していると回答した。

原題:Taiwan’s Mercuries Life Is Said to Weigh Options Including Sale (抜粋)

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