インドのモディ首相と中国の王毅外相は19日、インドの首都ニューデリーで会談を行った。同日撮影の提供写真(2025年 ロイター/India’s Press Information Bureau/Handout via REUTERS)
[ニューデリー 19日 ロイター] – インドのモディ首相と中国の王毅外相は19日、インドの首都ニューデリーで会談を行った。2020年の国境での軍事衝突で損なわれた両国関係の再構築を図る中、両国間の直行便再開や、貿易・投資の流れの拡大で合意した。
モディ首相は王外相との会談後、Xへの投稿で「両国間の安定的で予測可能かつ、建設的な関係は、地域と世界の平和と繁栄に大きく貢献するだろう」と述べた。
インド外務省は、国境を巡る協議ではヒマラヤ山脈地帯の国境線に集結している軍隊の撤退や国境画定などに関する問題が話し合われたとした。
一方、20日に発表された中国外務省の声明によると、両国は国境画定交渉を進めるワーキンググループを設置することに合意。このメカニズムで協議を拡大し、国境の東部と中部をカバーする一方、西部に関する新たな協議はできるだけ早く開催するという。
中国は両国が26年に中国で再び会談することに合意したとも明らかにした。
王氏はモディ首相との会談に先立ち、ドバル国家安全保障担当補佐官と国境問題を巡る協議を行ったほか、18日にはジャイシャンカル外相とも面会した。 もっと見る
また中国は、両国が20年の新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)以降、運休となっていた直行便を再開すると明らかにした。ビザ発給を円滑化するとともに貿易と投資を促進する。再開の時期は発表されていない。
モディ首相は、今月31日から始まる多国間会議「上海協力機構(SCO)」の首脳会議に出席するため、約7年ぶりに中国を訪問する。
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