9月の発表を前に、Appleが新型「iPhone 17」シリーズ(仮称)4モデルすべてをインドで組み立てているとBloombergが報じた。インド生産が全モデルに及ぶのは初めてで、米国のドナルド・トランプ大統領による対中製品への関税を回避する狙いがあるとみられる。
製造は5カ所の工場で進められており、タタ・グループが南部タミル・ナードゥ州に新設した工場で半分を生産し、残りは台湾フォックスコンがバンガロール空港近郊の拠点で生産しているという。
AppleはCNETのコメント要請に応じていない。
インドはすでに米国向けスマートフォン輸出で首位に立っており、2025年第2四半期にはiPhone輸出額が前年同期比63%増の75億ドルに拡大した。Appleは関税環境の変化に対応する形でインド生産を急拡大させている。
ティム・クックCEOは年初、iPhoneの組み立てのほぼすべてをインドに移す方針を示していた。ただし、米国外市場向けでは依然として中国が最大の生産拠点であり、その地位は当面揺るがない見通しだ。
iPhone 17シリーズは9月に正式発表される見通し。なお、アップルは2026年以降、iPhoneの「Pro」モデルや「折りたたみ」モデルを秋に、廉価な無印モデルを翌年前半に発表する「1年で2回発表」方式に移行する計画とも報じられている。
Amazonで現在開催中のセールを見る
ソニーの“着るエアコン”「REON POCKET PRO」(価格をAmazonでチェック)
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
WACOCA: People, Life, Style.