–90分を振り返って。
秋田らしい試合だったのかなと思います。
–入りがよく、相手を押し込んでいました。
スタジアムがドームで、相手の勢いに呑まれやすい環境だったのもあります。そこで一番初めにロッカールームで「呑まれないように前から行こう」という話をチームでしました。それでチーム全体が前からの圧力をうまく出せたのかなと思っています。
–ご自身が決めた先制点のシーンについて。ディフレクションを狙っていましたか。
いや、正直シュートが体にうまく当たってくれたんですけど。でも、ああいうゴールって、気持ちがゴールに向いているからこそゴールの方向に飛んでいってくれるものだと思っています。自分の気持ちや精神状態がゴールに向かっていなければ、ああいう球がゴールに飛んでいくことはないのかなと。自分の中ではポジティブに考えてやっています。あれがしっかりゴールに向かっていって入ってくれたのは、いまの自分の前向きな気持ちを表しているのかなと思っています。
–挟み込む連動した守備でボールを奪い取るシーンも多かったと思います。
いま一人ひとりがバランスよく守備のタスクをこなせているなと思います。ひとりがはがされてもまたひとり出てくる。そういう粘り強い秋田らしい守備がチーム全体として統一できている。なにより2試合連続無失点で終えられたのが、次につながるんじゃないかなと思います。
–ご自身は出場3試合で2得点1アシストと勝利に貢献しています。数字が出ることでさらに勢いが生まれるでしょうか。
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