ロシアで1990年代の混乱以来初めて物々交換が復活している。ウクライナ紛争に起因する決済問題により、少なくとも1社の中国企業がエンジンと引き換えに鉄鋼・アルミ合金を求めざるを得なくなった。写真は中国とロシアの国旗。2022年3月撮影のイメージ写真(2025年 ロイター/Florence Lo/Illustration)
[モスクワ 18日 ロイター] – ロシアで1990年代の混乱以来初めて物々交換が復活している。ウクライナ紛争に起因する決済問題により、少なくとも1社の中国企業がエンジンと引き換えに鉄鋼・アルミ合金を求めざるを得なくなった。
18日のビジネスフォーラム「カザン・エキスポ」で複数の中国企業は2国間貿易の発展を妨げている主な問題として、決済問題とロシアへの生産移転を求めるロシア側の要求を挙げた。
海南龍盤油田科技の徐心敬氏は通訳を介し、「われわれは決済リスクを軽減することを目的とした革新的な協力モデルである物々交換モデルを提供する」と表明した。
「決済が限られている現状では、これはロシアとアジア諸国の企業に新たな機会を提供するものだ。例えば、われわれはロシアからの造船用特殊鋼材・アルミ合金と引き換えに、船舶用エンジンを供給する」と語った。
関係筋がロイターに昨年明らかにしたところ、ロシアは当時、中国と物々交換取引について話し合っていた。中国やトルコといったロシアの主要パートナーの銀行は西側の規制当局から圧力を受けており、貿易における支払いの遅延はロシアの企業や銀行にとって大きな頭痛の種となっている。
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