米国が7月にブラジルの不公正な貿易慣行について調査を開始したことについて、ブラジル政府は18日、米国側の主張を否定し、米国に調査の権限はないとする91ページの文書を公表した。写真は2025年7月、ブラジリアで撮影(2025年 ロイター/Adriano Machado)
[ブラジリア/サンパウロ 18日 ロイター] – 米国が7月にブラジルの不公正な貿易慣行について調査を開始したことについて、ブラジル政府は18日、米国側の主張を否定し、米国に調査の権限はないとする91ページの文書を公表した。
米国は7月、米通商法301条に基づき、ブラジルのデジタル貿易および関税が「不当もしくは差別的であり、米国の商業活動を圧迫もしくは制限している」可能性について調査を開始した。
ブラジルは文書で米国の主張を退けるとともに、世界貿易機関(WTO)の法的枠組み外で行われる調査は拒否すると表明。米国に「建設的な対話」を呼びかけた。
米通商代表部(USTR)はコメント要請に即座に答えなかった。
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