韓国の李在明大統領は１８日、北朝鮮との間で既に合意している事項について段階的に実行するよう閣僚に指示した。写真は６月、ソウルで代表撮影（２０２５年 ロイター）
[ソウル １８日 ロイター] – 韓国の李在明大統領は１８日、北朝鮮との間で既に合意している事項について段階的に実行するよう閣僚に指示した。
李氏は具体的にどのような合意を指すのかは明らかにしていない。ただ１５日には、韓国が２０１８年に北朝鮮と交わした軍事境界線での非武装化などの取り決めを復活させる方針を表明している。
李氏は１８日の閣議で「韓国と北朝鮮の関係は、急速に変化する対外情勢において韓国の国益を守り、外交活動余地を広げるために重要だ。関係閣僚は現存する南北間の諸合意についてできる分野から順次実行する態勢を取ってほしい」と述べた。
李氏は６月の大統領就任以来、南北関係改善を進める姿勢を打ち出している。
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