良質の雪が海外のスキーヤーに人気だが、地価高騰で地元住民には相続税増などデメリットも生じている。今の課題を村長に聞いた。(聞き手=浜田健太郎・編集部)
丸山俊郎〈まるやま・としろう〉長野県白馬村村長 1974年長野県生まれ。日本大学商学部卒業。白馬観光開発、オリエンタルランド、コナミスポーツ&ライフなどを経て2022年8月から現職。50歳。
>>特集「インバウンド黄金時代」はこちら
── 2024~25年の冬季には89万人のスキー客が白馬村を訪れ、そのうち46%が訪日客です。
■05年からオーストラリアを中心に白馬村へのスキー客のインバウンド(訪日外国人客)が徐々に増えていました。最近はアジア人も多いです。クリスマス前まではシンガポールの人たちが休日で来て、その後、アジア系が増えて年明けから夏休みとなったオーストラリアの旅行者が増えてきて。3月末になるとシンガポールやタイからも来ます。オーストラリアには「パウダースノー」がなく、欧米に行くよりは日本のほうが距離は近いし時差もほとんどないことが魅力的なようです。
元来、白馬は夏の登山文化のほうが先に根付き、その後スキーブームが来ました。ただし、…
残り1103文字(全文1603文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める
WACOCA: People, Life, Style.