1審敗訴の滋賀県が控訴を断念 滋賀県・湖東記念病院での患者死亡をめぐり再審無罪の看護助手が国と県を訴えていた訴訟

07/25 14:23 配信

 滋賀県東近江市の病院で、2003年に男性患者が死亡したことをめぐり、殺人罪で服役後に再審無罪が確定した元看護助手の西山美香さん(45)が、捜査に違法性があったとして、国と県(県警)を訴え、大津地裁が県に賠償を命じた訴訟で、滋賀県は25日、控訴を断念したと発表しました。

 西山さんは、湖東記念病院で2003年に死亡した入院患者に対する殺人罪で12年間、服役した後、やり直し裁判で2020年、無罪が確定しました。

 その後、西山さんは、県警や検察による一連の捜査に違法性があったとして、国と県を相手どり、約5500万円の損害賠償を求める訴えを起こし、大津地裁が17日、1審判決で、自白の誘導など県警の違法捜査を認め、県に対して約3100万円の賠償を命じる一方、検察の違法性は認めず、国に対する請求は退けていました。

最終更新:07/25 14:23

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