米政府はロシアの石油大手ロスネフチとルクオイルを制裁対象とする案を検討している。プーチン露大統領にウクライナとの停戦受け入れを迫るための選択肢の一つだという。事情を知る関係者が明らかにした。

  2社への制裁は、15日の米ロ首脳会談で進展がなかった場合に、ロシアのエネルギー収入を圧迫することを目的としていると、非公開の情報だとして匿名を条件に関係者が語った。原油価格への影響を巡る懸念から、制裁措置が講じられたとしても、短期間にとどめたいとトランプ大統領は考えているという。

  この他、制裁逃れに使われるロシア産原油輸送の「シャドーフリート(影の船団)」への制限強化や、中国を含むロシア産原油の買い手に対する追加関税も選択肢として検討されている。

  いかなる措置も段階的に行われる可能性があるとして、関係者は注意を促した。トランプ大統領はこれまで、制裁よりも効果的だとして、関税の方が望ましいとの考えを示してきた。

  米財務省は現時点でコメントの要請に応じていない。

原題:US Mulls Rosneft, Lukoil Sanctions if Putin Balks on Ceasefire(抜粋)

(詳細を追加して更新します)

WACOCA: People, Life, Style.