第107回全国高校野球選手権第11日 3回戦 山梨学院14―0岡山学芸館 ( 2025年8月16日 甲子園 )
力投する山梨学院・菰田(撮影・五島 佑一郎)
Photo By スポニチ
山梨学院(山梨)が猛打で岡山学芸館(岡山)を圧倒した。14得点は07年に出場した甲府商が1回戦・境(鳥取)戦で挙げた得点と並ぶ山梨県勢の夏最多得点となった
最速152キロを誇る1メートル92の大型右腕・菰田陽生投手(2年)が攻撃のリズムを作った。初回を無難に立ち上がると、エンジンは全開。3回無死、岡山学芸館の7番・森下絢心(1年)をこの日最速の150キロ直球で空振り三振に仕留めると、相手に付けいる隙を与えず中盤へ。6回途中に桧垣瑠輝斗(2年)にリレーした。5回2/3を投げ、1安打無失点。実力を証明し、打力をも引き出した。
打線は初回に先制すると、2―0の5回に打者一巡、6安打を集めて6点を奪い、勝利への流れを確実なものとした。8回にも5得点を挙げるなど、17安打14得点。投打で相手を圧倒した。
23年の選抜大会で優勝した強豪だが、意外にも夏の2勝は初めて。完勝の勢いに乗って夏の頂点も奪いに行く。
続きを表示
WACOCA: People, Life, Style.