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「とても清潔で良かった」 イタリア人が感動 日本での暮らしで印象的だった場所とは

公開日:2025.08.10
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更新日:2025.08.10

著者:Hint-Pot編集部

海外日本海外が見た日本人

2度の訪日経験がある、イタリア人のミケーレ・パパーニョさん【写真提供:ミケーレ・パパーニョ】2度の訪日経験がある、イタリア人のミケーレ・パパーニョさん【写真提供:ミケーレ・パパーニョ】

 日本を訪れた多くの外国人が驚くことのひとつは、街や公共施設の清潔さです。駅や繁華街、観光地など、人が多く集まる場所でもいつもきれいに保たれていることに、魅了される人は少なくありません。日本を訪れたことがあるイタリア人男性は、ある場所がとても衛生的に保たれていることに感動したといいます。いったいどんなことが印象的だったのでしょうか。

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「リアルな日本の生活を体験したい」

 これまでに2度の訪日経験がある、イタリア人のミケーレ・パパーニョさん。日本に興味を持ったきっかけは、弟に勧められたアニメ「進撃の巨人」でした。作品の独自性に魅了され、「ファンタジーの世界だけではなくて、リアルな日本の生活を体験してみたい」と考えるようになったといいます。

 初めて日本を訪れたのは、2011年のこと。2日間という短い滞在ながらも、良い思い出を胸に帰国しました。それから約13年後、再び日本へ。学生ビザを取得し、9か月間の滞在を実現しました。

 ホームステイをしながら日本語学校に通い、滞在4か月目からは幼稚園で英語を教える仕事も経験。「1歳から10歳の子どもたちと遊びながら英語を教えるのは、本当に楽しかったです」と振り返ります。

きれいで安全な日本の街に感激

 長期滞在中、日本の魅力を数多く発見したミケーレさん。とくに印象的だったのは、日本の街の安全性と清潔さだったといいます。

「日本はとても安全でした。安心して歩けますし、道が完璧にきれい。お手洗いもとても清潔で良かったです」

 イタリアでは公共トイレの利用が有料だったり、清掃が行き届いていなかったりする場合もあります。そのため、日本のように清潔なトイレを誰でも無料で利用できる環境は、衝撃的だったそうです。

 こうした日本の清潔さは、日本人にとっては当たり前といえる文化ですが、ミケーレさんにとっては忘れられない光景のひとつになりました。

(Hint-Pot編集部)

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