ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.08.13 08:34

欧州各地で山火事が相次ぎ、人命被害と大規模な避難事態が続いている。さらに記録的な猛暑まで重なり、被害規模が拡大している。

AP通信やAFP通信によると、スペイン・マドリード郊外で11日夜(現地時間)に発生した山火事で、男性1人が全身98%のやけどによって死亡した。スペインではカスティーリャ、レオン、アンダルシア、ガリシアなど各地で火災が発生し、数千人が避難した。

隣国ポルトガルでも、リスボンの北東約350キロメートル離れた地域で山火事が発生し、700人以上の消防士が消火活動に投入された。北部地域でも小規模な火災が相次いでいる。

バルカン半島のモンテネグロでは、首都ポドゴリツァ北部の山岳地帯で山火事の消火作業中に給水タンク車が横転し、兵士1人が死亡し1人が重傷を負った。

現在、各地で100件を超える山火事が発生しているギリシャは、欧州連合(EU)に支援を要請した。ギリシャ消防当局のバシリス・バトラコギアニス報道官は「EU民間防衛メカニズムを通じて水爆撃機4機を要請した」と述べた。

ギリシャでは先週から最大時速88キロメートルに達する強い風が吹きつけてアテネ南部の山火事を拡大させ、すでに1人が死亡している。強風は14日まで続く見込みだ。当局はザキントス島やペロポネソス半島アカイア地域など、西部ギリシャの一部を「最も危険な地域」に指定し、約20の村の住民が避難した。警察は西部地域で同時多発的に火災が発生したことから、放火の可能性について捜査している。欧州山火事情報システムによれば、今年ギリシャではすでに2万2000ヘクタール以上が焼失した。

山火事に加え、猛暑も欧州を脅かしている。フランスではこの日、全国14のデパルトマン(県に相当)に猛暑赤警報が発令された。その他のほとんどの地域もオレンジ警報の状態だ。フランス気象局によれば、西部海岸地域を除く全域で日中の最高気温が30度を超え、南部地域では40度を上回った。猛暑は13日にはやや和らぎ、赤警報地域は5県に減る見通しだ。

イタリアの16都市、スペイン全土の17州にも猛暑警報が出された。スペインの一部地域では最高44度に達すると予想されている。英国でも12~13日、ロンドンを含む南部地域で気温が34度まで上昇する見込みだ。

今回の猛暑は6月末に続き今年の夏2回目で、18日ごろまで続くとみられている。

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