今回はWEリーグ・アルビレックス新潟レディース主将の川澄奈穂美選手に、9日に行われた開幕戦や今後どうやって観客を増やしていくかなどについて話を聞きました。
【写真を見る】アルビレックス新潟レディース 川澄奈穂美選手に聞く 今季の開幕戦と“もっとWEリーグを盛り上げるために”
■“独特の雰囲気”の開幕戦
BSN前野智郎アナウンサー:
WEリーグは9日に今シーズンが開幕し、アルビレックス新潟レディースはアウェーでAC長野パルセイロ・レディースと対戦しました。まずは試合を振り返ります。
まずは前半10分に早速チャンスが。山本から、走りこんだ滝川にパスが通りますが、シュートは打てません。
前半は互いに得点を奪えず、迎えた後半12分。山本のクロスに頭で合わせたのは滝川!素晴らしいゴールでしたね、川澄さん!
川澄奈穂美選手:
しっかりと頭に当てて流し込む。これはキーパーは難しかったと思います。なかなかヘディングは珍しい。珍しいものを見せてもらいました。
BSN前野智郎アナウンサー:
(クロスを上げた)山本選手も素晴らしかったですね。
川澄奈穂美選手:
切り返しがやっぱりすごかったですね。
BSN前野智郎アナウンサー:
さらに後半19分には園田がディフェンスをひとりかわして、右足を振り抜きます。素晴らしいゴールですが、園田選手は左利きなんですよね?
川澄奈穂美選手:
そうですね。隠しておいた右足を、この開幕戦で見せてしまいましたね。コースもスピードもバッチリです。
BSN前野智郎アナウンサー:
何か声を掛けられました?
川澄奈穂美選手:
練習したとおりだなって声を掛けました。
BSN前野智郎アナウンサー:
アルビレックス新潟レディースは2対0で長野を下し、開幕白星スタートとなりました。
■アウェーに駆け付けたサポーターの後押しで
BSN前野智郎アナウンサー:
見事な勝利でしたが、改めて開幕戦を振り返っていかがでしたか?
川澄奈穂美選手:
先ほども言った通り、すごく独特な雰囲気の中で始まって、前半はちょっとかたいゲームで、後半どうなるかなと思ったんですけど、やっぱり自分たちがやり続けていることがピッチで出せたからこそ、先制点、追加点となって、そしてやっぱりクリーンシートで終われたというのも、すごく良かったと思っています。
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