欧州チャンピオンズリーグ予選3回戦第2戦   フェイエノールト2―5(2戦合計4―6)フェネルバフチェ ( 2025年8月12日    トルコ・イスタンブール )

頭で競り合う渡辺(右)=AP
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 日本選手2人が所属するフェイエノールトは敵地でフェネルバフチェに2―5で敗れ、2戦合計4―6で敗退した。新加入のDF渡辺剛が欧州では自身初となる1試合2得点を記録したが、大量失点が響いた。

 ホームの第1戦を2―1で制していたフェイエノールトは前半41分、渡辺が右後方からのFKに頭を合わせて先制。2戦合計3―1とリードを広げたが、ここから守備が乱れて4失点。後半44分に渡辺がペナルティーエリア内で味方が胸で落としたボールを右足ボレーで豪快に蹴り込んだ。

 この一撃で2戦合計4―5と迫ったが、アディショナルタイムにダメ押し弾を許して競り負けた。

 FW上田綺世とともにフル出場した渡辺はセンターバックながらシュート4本を放ち、いずれも枠内に飛ばして奮闘。オランダの地元メディア「VP」でチーム最高の8点と評価され「前後半を通して活躍。オウンゴールになりかけた場面や空中戦で競り負ける場面もあったが、素晴らしい1点目と壮大な2点目を決めた」と称えられた。

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