ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.08.13 08:36

米国のドナルド・トランプ大統領が中南米の麻薬カルテル掃討のために圧迫の水位を高めたことを受け、メキシコ政府が米国が指名手配中のカルテル組織員数十人を米国に送還したとウォールストリートジャーナル(WSJ)が12日(現地時間)、報じた。

WSJによると、メキシコは同日、ワシントンDC近くのバージニア州ダレス国際空港、サンディエゴ、ニューヨークなどへカルテルのトップクラスと推定される収監者を追放した。追放者リストには、米国で麻薬犯罪の疑いで指名手配された主要犯罪組織の構成員が含まれている。

今回の送還規模は、メキシコが2月に米国に引き渡した麻薬事犯の収監者数とほぼ同じ水準だ。当時メキシコは、米捜査当局の長年の手配対象だった旧麻薬密売組織のボスを含め、29人を電撃的に引き渡した。

その中には1980年代に「ナルコ(麻薬犯)中のナルコ」と呼ばれたラファエル・カロ・キンテロ受刑者(72)がいた。キンテロ受刑者は過去、グアダラハラのカルテルのトップとして、麻薬密売をはじめとする多様な犯罪で悪名を馳せた。

一方、ニューヨークタイムズ(NYT)はこれに先立ち、トランプ大統領がテロ団体に指定された特定の中南米麻薬カルテルを対象に軍事力行使を検討するように国防総省に秘密裏に指示したと報じた。この指示は海外に米軍を直接投入できるという意味に解釈され、メキシコをはじめ中南米国家の即刻的反発を招いた。

メキシコのシェインバウム大統領は報道直後、「メキシコはいかなる種類の『侵略』も排除する」とし、自国内での米軍の活動を明確に拒否した。

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