新潟県内は12日も雷を伴った激しい雨が降り、佐渡市と村上市には『土砂災害警戒情報』が発表されました。午後7時半の時点で下越と佐渡には土砂災害の大雨警報が継続して発表されています。
【写真を見る】柏崎では路肩が陥没 新潟県内は少ない雨でも土砂災害の危険度が高まる恐れ
降り始めからの雨量は、佐渡市羽茂で241.0mm・新潟市中央区で192.5mmなどとなっていて、これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があるため12日の夜のはじめ頃にかけて、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあります。
13日夕方までの24時間予想最大降水量は40mmとなっていて、下越佐渡では12日夜のはじめごろまで土砂災害に厳重に警戒し、上中越では土砂災害に警戒するよう、新潟地方気象台では呼び掛けています。
こうしたなか、柏崎市北条の県道252号・田代小国線では12日朝に路肩が陥没しているのが見つかり、現在通行止めとなっています。けが人はいませんでした。
柏崎市によりますと、道路の下にある川の水を通すパイプに穴が開いていて、大雨により大量の水が流れ出たことが陥没につながった可能性があるとみています。
新潟放送
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