生後2カ月長男の口に「おしりふき」詰め、回復見込みのない低酸素脳症にした傷害の罪 29歳男に懲役5年の実刑判決 奈良地裁

08/04 15:22 配信

 生後2カ月の子どもの口に、おしりふきを詰め低酸素脳症にした男の裁判で、奈良地裁は4日、男に対して懲役5年の実刑を言い渡しました。

 東宗也被告(29)は去年9月、自宅で当時生後2カ月の長男の口におしりふきを押し込んで呼吸を困難にさせ、回復見込みのない低酸素脳症にした傷害の罪に問われていました。

 裁判で被告は、「おしりふきをいれたことは間違いありません。しかし、傷つけようと思って入れたのではありません」と起訴内容を一部否認。

 検察は、長男が泣き続けていたため「被告はおしりふきを入れたら、長男が静かになると考えた」と指摘していました。

 奈良地裁は判決で、「一方的な犯行態様は危険で悪質。被害者の将来にも深刻な打撃を与え、被害結果も取り返しのつかない重大なもの」などとして、東被告に懲役5年の実刑判決を言い渡しました。

最終更新:08/04 15:22

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