メキシコ出身のダニエル・ミサエルさん【写真:Hint-Pot編集部】
世界中から多くの人が訪れる日本。とくに、おいしい食べ物を楽しみにしている観光客は少なくありません。日本食が好きというメキシコ人男性も、訪日中においしい食べ物を堪能しました。母国でも日本食は親しまれているようですが、ハードルの高さを感じているといいます。いったい、なぜなのでしょうか。
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「日本にはずっと来てみたかった」 念願の初来日を果たしたメキシコ人
メキシコのグアダラハラからやってきた、ダニエル・ミサエルさん。日本を訪れたのは、今回が初めてです。12日間の滞在で、東京や京都、大阪をめぐるといいます。
「日本にはずっと来てみたいと思っていて、旅行先を考えるときに一番に候補で出てきたんだ」と、訪日の理由を教えてくれました。
最初の1週間は東京都内で過ごし、明治神宮や代々木公園、新宿、原宿、渋谷を散策。スカイツリーや浅草などの観光名所にも足を運び、幅広く日本文化を満喫しています。
「メキシコでも人気だし、食べられるけど、高いんだよね」 “本場”で味わう日本食の価値
そんなダニエルさんにとって、日本食も旅行の大きな楽しみのひとつでした。「ラーメン、日本のカレー、天ぷら……いろんな日本食が好き」と、うれしそうに話します。
メキシコでも日本食は人気が高く、多くのレストランで味わうことができるそうです。しかし、メキシコで日本食を楽しむには、少しハードルが高いといいます。
「日本食はメキシコでも人気だし、食べられるけど、値段が高いんだよね。日本の物価はそんなにメキシコと変わらないかな。特段、高くも安くもなく感じる」
世界的に親しまれている日本食。実際に、日本を訪れた外国人が“本場”の味に魅了されることは、少なくありません。価格に差はなかったものの、ダニエルさんも日本で食べた味に大満足だったようです。
おいしいものをたくさん堪能しながら、日本の旅を楽しんでいるダニエルさん。京都や大阪でも、魅力的な日本食に出合えると良いですね。
(Hint-Pot編集部)
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