日本初上陸、ペルー産ゲイシャ種コーヒー販売開始

ペルーからの希少なゲイシャ種コーヒーが日本でクラウドファンディングを通じて販売される。販売は2025年8月31日までの限定で、手作業で丁寧に育てられた高品質な豆を直接取引することで、生産者に公正な利益を還元する。今回のコーヒーは、カハマルカ地方の標高1,700-1,800メートルで栽培された「La Lima」と「El Limon」の2種類。カッピングスコア88点を獲得したこの商品は、持続可能な農業を支援しながら、消費者に安心して楽しんでもらえる品質を提供することを目指している。

この記事の要約

ペルー産ゲイシャ種コーヒーがクラウドファンディングで販売開始。
直接取引を通じ、生産者に公正な利益を還元。
2025年8月31日までの限定販売、カッピングスコア88点を獲得。

日本初上陸のペルー産ゲイシャ種コーヒーでクラウドファンディング開始

この記事は、コーヒー愛好者や持続可能な農業に興味がある方におすすめです。特に、ペルー産の希少なゲイシャ種コーヒーの魅力や、その背後にある生産者支援の取り組みについて知ることができる内容になっています。この記事を読むことで、質の高いコーヒーを楽しむだけでなく、持続可能な農業の重要性についても理解を深めることができるでしょう。

クラウドファンディングの概要

このプロジェクトは、現在IBUSHIGINで実施中であり、終了期間が徐々に近づいているため、早めの注文が推奨されています。販売ページはこちらです。なお、このプロジェクトは2025年8月31日までの限定販売となります。

持続可能な農業とコーヒー文化の発展

コーヒー業界において、持続可能な農業の支援と生産者の生活向上は重要な課題です。大量生産の機械収穫が主流となる中、手作業による丁寧な栽培を続ける小規模農園の価値を正当に評価し、適正な価格で取引することが求められています。このような取り組みを通じて、質の高いコーヒー文化の発展と生産地の継続的な発展が図られています。

同社では、代表の竹内氏が南米で築いた現地の人脈を活用し、以下の取り組みを通じてこの課題解決に取り組んでいます。まず、中間業者を介さずに南米の小規模農園と直接取引を行うことで、生産者により多くの利益を還元しています。これにより、従来の流通構造では埋もれてしまう高品質な豆を適正価格で調達することが可能となっています。

また、国際基準であるSCA(スペシャルティコーヒー協会)での高評価豆のみを取り扱い、無農薬栽培・手摘み収穫による家族経営農園を優先的にサポートしています。生産者の丁寧な栽培への取り組みを正当に評価し、各農園の生産者情報や栽培方法、収穫プロセスを明確にすることで、消費者が安心して購入できる仕組みを構築しています。

販売されるコーヒーの詳細

今回販売されるのは、ペルー・カハマルカ地方の標高1,700-1,800メートルで栽培される「La Lima(ラリマ)」と「El Limon(エルリモン)」の2種類です。どちらもエチオピア原産の希少品種「ゲイシャ」で、年間300キログラムという限定生産品です。

La Lima(標高1,700m)
原産地:ペルー カハマルカ地方
品種:ゲイシャ
精製方法:ウォッシュト
スコア:88点
特徴:ジャスミン・シナモンの香り、スパイシーな酸味

El Limon(標高1,800m)
原産地:ペルー カハマルカ地方
品種:ゲイシャ
精製方法:ウォッシュト
スコア:88点
特徴:ローズの香り、ピーチ・レーズンの風味

希少性と品質、社会性

このコーヒーの希少性は、年間300kgのみの超限定品であり、日本国内では同社のみが取り扱っています。また、エチオピア原産の最高級品種であるゲイシャを使用しており、スコア88点という国際基準での高評価を得ています。85点以上で認定されるスペシャルティコーヒーに分類され、Japan Brewers Cup 2022の優勝者からも推薦されています。

さらに、28歳の起業家による挑戦的なビジネスモデルであり、現地農園との直接取引を実現することで持続可能なコーヒー産業への貢献を目指しています。

竹内氏の経験とビジョン

竹内氏は、12歳から18歳まで海外留学を経験した後、21歳から2年間再度海外を旅しました。最終到着地の南米では1年間、現地で生活を送り、特に電気もトイレもないアマゾンのインディアン村での自給自足生活を経験しました。この経験を通じて、現地の人々との絆を深め、貧困問題の深刻さを目の当たりにしました。

竹内氏は、「高品質なコーヒーを正当な価格で取引することで、生産者の生活向上と良質なコーヒーの確保を両立させることが私たちの使命です」と語っています。

今後の展望

2025年内には、関東圏のカフェへの卸売り展開や新商品2品目の追加を計画しており、年間取扱量1,000kgの達成を目指しています。将来的には、南米コーヒースタンドのオープンや南米現地での工場建設・雇用創出事業を構想しています。

終わりに

今回のプロジェクトは、単なるコーヒーの販売にとどまらず、持続可能な農業の実現と生産者の生活向上を目指す意義深い取り組みです。ペルー産の希少なゲイシャ種コーヒーを楽しむことで、消費者はその背後にあるストーリーや生産者への支援に繋がることができます。未来に向けて、より多くの人々がこの取り組みに参加し、持続可能なコーヒー文化が広がることを期待したいです。

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