高山きゅうり 群馬の宝に 3月、GI登録 旬迎え県庁でPR 村内道の駅などで販売

伝統野菜の高山きゅうりをアピールする関係者ら=群馬県庁で

 高山村で栽培されている伝統野菜「高山きゅうり」が3月、農林水産省の地理的表示(GI)産品に群馬県内で初めて登録された。登録後初の旬の時期を迎え、関係者が県庁でPRした。

 高山きゅうりは、一般的なキュウリの3〜4倍の大きさで、淡い黄緑色で白くかすれた見た目が特徴。150年以上前から受け継がれてきた在来品種で、収穫時期は6月後半から10月中旬で、今が最盛期だ。

 郷土料理の「冷や汁」などに使われ、長く自家用に栽培されてきた。2015年に生産者でつくる高山きゅうりの会が発足し、種の選別などを通じて品質向上に取り組んできた。会員は発足当初の5人から18人に増えている。

 7月30日に県庁を訪れた平形清人会長(44)は「地域の宝をさらに広めて、群馬の宝にしたい」と話し、白だしあえを試食した山本一太知事は「歯応えのある果肉がおいしい」と喜んだ。

 村内の道の駅中山盆地のほか、関東のイオン系スーパー26店舗で販売。会員制の食材宅配サービスでも人気が高い。村は有機農業を推進する「オーガニックビレッジ宣言」をしており、会では高山きゅうりの有機栽培拡大も目指している。(羽物一隆)

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