滋賀県の夏の風物詩、「びわ湖大花火大会」が8日夜大津市で開かれ、主催者発表で34万人が1万発の花火を楽しみました。

ことしの「びわ湖大花火大会」は、「いこうぜ滋賀・びわ湖〜輝く湖上大花火〜」をテーマに、およそ1万発の花火が打ち上げられました。

観客の数は主催者側から有料と無料の観覧場所をあわせて34万人と発表され、会場に詰めかけた人たちはあいにくの雨の中、歓声を上げたり写真を撮ったりしてびわ湖を彩る花火を楽しんでいました。

愛知県から訪れた30代の女性は「この花火大会には何回か来ていますが、去年とは違う花火も見ることができてすごくよかったです。フィナーレは鳥肌が立ちました」と話していました。

花火大会をめぐっては、今月、横浜市で花火を打ち上げる台船が炎上するなど事故が相次いでいることから、実行委員会は台船から観客席までの距離を十分に確保したほか、台船で初期消火をいち早く行えるよう消火器を増やす対策などをとりました。

実行委員会によりますと、大きなトラブルはなかったということです。

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