中国の成都で開催のワールドゲームズ2025男子ソフトボール大会が水曜日に新都ベターソフトボールアリーナ開幕し、2試合が行われた。ペドロ・フローレスが2ランホームランを放ってベネズエラが3-2でアルゼンチンにサヨナラ勝ちを収め、一方シンガポールは2度の世界王者であるオーストラリアを10-9で破り歴史的な勝利を収めた。残念ながら、男子ソフトボールの1戦目と2戦目は、一部チームの用具の到着の遅れにより延期となった。

アルゼンチン 2 – 3 ベネズエラ – 試合実況&スコア

最後のストライクまで追い込まれたベネズエラが、劇的な展開でアルゼンチンを3対2で下し、新都ベターソフトボールアリーナを沸かせた。7回裏、2アウト・フルカウントの場面で1対2とリードを許していたベネズエラは、フランクリン・ベニテスがライトへの執念のヒットで望みをつなぎ、続くペドロ・フローレスがセンター越えの2ランホームランを放って現世界王者にふさわしい大会初戦の勝利をもたらした。

アルゼンチンは初回に先制し2点を奪った。テオ・ミリャバッカが四球で出塁し、暴投で二塁へ進塁。その後、ラディスラオ・マラルチュクのタイムリーヒットでホームに返り、得点を挙げた。

4回裏、ベネズエラはエンゲルベルト・エレーラの完璧な一発で1点を返し、スコアを2対1とした。

7回裏、ペドロ・フローレスの一振りで試合が決まった。

ベネズエラのマイケル・ピメンテルは完投し、被安打5、2失点、10奪三振で勝利投手。一方、アルゼンチンのウェムル・マタは6回2/3を投げ、被安打4、3失点、7奪三振を記録しましたものの負けがついた。

シンガポール 10 – 9 オーストラリア – 試合実況&スコア

水曜日午後の試合では、シンガポールが激戦の末オーストラリアを10-9で下し、これまでで最も大きな国際的勝利のひとつを手にした。シンガポールは、2回にわたる猛攻で9対0と大きくリードを広げ、その後のオーストラリアの激しい反撃を振り切り、大会での貴重な1勝をつかみました。

シンガポールは、2度の世界王者オーストラリアを相手に試合の主導権を握り、3回表に3点を追加。ビン・モハマド・フザイフィとドミニク・ハンがタイムリーヒットで得点を挙げ、さらにハンは暴投の間にホームインし、3点目を記録した。

4回表、シンガポールは一挙6点を奪い大きく点差を開いた。フー・セイキアン、ズー・レイロウ、フザイフィーがそれぞれタイムリー、シュン・カイ・チェオが2点タイムリーを放ち、リードを9-0に広げた。

しかし、その裏、オーストラリアはヘイデン・ドーベの2点タイムリーヒットと、ライアン・キング、マット・ウィッカムのタはイムリーヒットを含む4安打で7点を返し、9-7と2点差にまで追い上げた。

5回裏、ドーベが暴投で得点し、オーストラリアは1点差に迫る。しかし6回表、ジョシュア・タンが満塁の場面で四球を選び、シンガポールは1点を加えた。

7回裏、オーストラリアはカラン・ビーシェルが適時打を放ち、10-9と再び1点差に迫った。しかし、2アウト満塁の場面で、シンガポールの救援投手ジェロン・タンがブランドン・オブライアンをセカンドゴロに仕留めてピンチを脱し勝利を確実にした。

シンガポールの攻撃を牽引したフザイフィーは4打数3安打、2打点、3得点の成績。テロン・タンが3回1/3を投げ、5被安打、3失点で勝利投手となった。

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